敗北のシャワーカーテンからのザトウクジラ!

休業期間延長のお知らせです。

緊急事態宣言の発令と「八丈町からの来島自粛のお願い」の延長により、「アルケロン」および「なぎの木」は2021/1/8から3/7の間、基本的に休業とさせていただきます。 

ダイビングログの更新やメールの対応はさせていただきます。

この期間にレギュレーターのオーバーホールや器材類の買い替え、ドライスーツの作成も承れますので、お気軽にご相談ください!

八丈島へご来島予定の皆様へのお願い
https://www.town.hachijo.tokyo.jp/idc/visitors.html

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皆さんこんばんは!八丈島アルケロンダイビングクラブです!

今日の八丈島は、明日のニコタマ低気圧で大時化の前のラストナズマド日和。

冬に三日連続ナズマドとは何とも贅沢です。

ザトウクジラが見れる季節に三日も連続で潜れたら、クジラを外すわけにはいきませんが、ガイドでもないので基本的に一日一本。

数少ないチャンスを生かしたいところ。

でも、本気で狙うと昨日みたいにショックはでかい。。

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さぁ、今日は一体どんな海になったでしょうか。

(タイトルに書いてるけど)

2021/2/14⛅ ナズマド 水温18℃ 透視度20-25m 気温9.5-17.6℃ 風:東~南南東(Max11.8m/s)

ドボンと入る前に、昨日真剣に狙った先輩KTが「あれ?もう潜るの?まだクジラ見えてないよ?」

私「いや、見れるときは何しなくても見れますよ、おれクジラ興味ないし!」

ガイドS「待ってて出ないと辛すぎるしね」

ガイドSの後輩「もう潜っていいんですか?」

ガイドS「まだ帰って仕事もあるからな~」

というわけで、我が道を行く私はさっさとドボン。

みんなクジラクジラクジラクジラ言っているので、じゃぁ魚でも、と

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テンクロスジギンポ。

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キンギョハナダイなんかも適当に撮りつつ。

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お!冬のアマミスズメっ子発見!

八重根では年始に見たけど、その後行方不明。

二の根の始まりという、危ない場所で(クジラが出るという意味で)アマミ撮影。

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ガイドSさんに、アサヒハナゴイのちびっこを教えて、その後、私もパチリ。

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オルトマンワラエビなんかも撮ったりと、本当はクジラ見たいくせに無理してマクロ。

もう窒素パンパンなので、馬の背方面に戻る時、オレンジガイドさんとすれ違い。

馬の背沿いでマクロしながら帰るのもありですが、窒素もパンパンだし、エアもそれなりに減っているので、例によって馬の背先端のTOP水深7mでクジラ待ち。

(結局待つんかい!)

まぁ、そんな来るわけ無いのですが、二の根から戻って来た先輩ガイドがこっちを見て、なにやらジェスチャー!

どう見ても「あっちに行ったよ」というジェスチャーにしか見えない。

あっちに行ったのは何か…そんなもんクジラしかありえない。。

しかも水中でバディと何か確認作業している…あれはどれだけクジラが写っているか水中でカメラの画像確認しているのでは。。。

水深差はあるけど、かなり馬の背まで戻って来たオレンジ先輩に「?」という雰囲気を送るや否や、両手のガッツポーズ。。

やってしまった…。

こっちはこっちでOMGのジェスチャー。

アマミなんて、アサヒなんて、おまけにオルトマンなんて

撮っている場合じゃなかった。。

私が佇む馬の背の先端TOPには、さぞかし最高の余韻にひたるオレンジ先輩のキレイな泡がカーテンのよう。

西日も相まってあまりにキレイなので、

惨敗の泡のシャワーカーテンを撮ろう。。

俺、明日は誕生日だけど、こんなもんだよね。。

という、泡のシャワーカーテンからの動画です。

出ました。

ザトウクジラ。

馬の背北面にダイバーが二人見えたので、とっさにベルも鳴らしてます。

ベルを嫌がったので、ザトウクジラが尾びれをブンっと振ってます。

キレイな画像は撮れませんでしたが、これでも思いのほか写ってたので満足。。

そして、エキジットすると、

結局、この時間潜ってたチーム、全員見れてたようで、みんな満面の笑み。

危ない…一人だけスーパーどんより君になるとこだった。。

冬のナズマド、本当に危ないポイントです。

長文、最後まで読んでいただいた方、ありがとうございます。

気持ちよく誕生日を迎えられそうなアルケロンより

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