南潮激流!クアイカ型アオリイカ産卵!

ご案内:緊急事態宣言(2021/7/12-9/12)のが発令されましたが、「アルケロン」は期間中も営業させていただきます。今まで以上に感染防止対策の徹底させて頂きますので、ご理解ご協力のほどよろしくお願い致します。

ご予約・ご来島の前に、コロナ禍での営業取り組みを今一度ご確認くださいますようお願い申し上げます。

★お願い★ 布やウレタンで作られたマスクに比べて、不織布マスクの方が、飛沫の飛散を抑える効果が高い傾向にあることがわかっております。 なるべく不織布マスクのご着用をお願い申し上げます。

皆様にお会いできる日を楽しみにしております。

八丈島ダイビング アルケロンより

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皆さんこんばんは!八丈島アルケロンダイビングクラブです!

今日の八丈島は、予報通り雷ゴロゴロの日。

朝からゴロゴロゴロゴロ…と遠いけど雷鳴が…。

ダイビングで雷は怖い。。海辺で雷は怖い。。

土曜日に困ったな~、というところですが、

その前に今週末はキャンセル祭りだったのでノーゲスト、

これはこれで困ったな~(キャンセルが困っているわけじゃないですよ、キャンセルした方は皆さん、感染状況を鑑みての判断です!)

とか、思いつつ。。

午前中に明丸が出船するという情報も得ておりましが、雷が嫌なので、午前はのんびり。

午後にはすっかり晴れたので、このタイミングで潜ってきました!

おまけにナズマドが凪ぎていたので、それはそれでラッキーでした。

2021/9/4☔⚡のち☀ ナズマド 水温28℃ 透視度20-30m 気温23.5-28.0℃ 風:南西~西南西(Max10.8m/s)

ドボンと入ると、超激流!

もちろん潜る前に知ってはいましたが、改めて激流でした。

ということで、根の陰に隠れてマクロ。

8mmぐらいのヒメヒラタカエルアンコウ。

ペラペラでした。

ニシキヤッコ幼魚はちょっと育ってましたが、シャイ度がマシマシに。

シャープアイピグミーゴビーという名で一時ブームだった、現ヒメニラミハゼです。

ジャパピグことハチジョウタツは随分赤みが強い個体でした。

かわいいでしょ!?

撮影していたら、潮も緩んだし、窒素もそこそこたまったのでちょっと中層へ。

ツムブリがふわっときただけでした。

コロダイ幼魚と遊んで、そろそろエキジットかな…と思ってたら!

アオリイカのペア!

ここ最近出ている新子かな?と思ったのですが、どうにも動きが怪しい。。

厳かに観察していると、

あらら! やっぱり!

産卵しようとしているじゃあ~りませんか!

ということは、「クアイカ型」のアオリイカ!!

自称、誰よりもアオリイカ好きのガイドとしては、これはしっかりチェックせねば!

アオリイカのメスが転石の隙間にスルスルスルと・・・・

産み付けは見えませんが、まず間違いなく産卵。

その間、オスはメスの上で威嚇の色を出してガード。

産み付けが終わると、2個体とも真っ黒になって満足気(?)。

そして、ちょっと間休憩ののち、また産卵を繰り返してました。

もしかしたら、産卵床をチェックしているだけの可能性もあるので、一応、確認させていただきました。

はい、しっかりと枝豆タイプの卵嚢がびっしり!!

一房に卵2個ほどです。

当ブログでクアイカ検索したら、2019年2020年も9月にクアイカ産卵をチェックしてたみたい。

シーズンなのですね。

そういえば、最近水底にめっちゃ稚イカを見るのですが、クアイカがふ化しまくっているんだったりして…。

やっぱり真面目に稚イカの写真撮らなくちゃイカんなぁ。。

明日はどんな海かな~?

八丈島ダイビング アルケロンより